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オリジナルカセット作成 【その1】 

現在ではkazzoとフラッシュカートリッジを使用して手軽に実機で遊べるようになりました。
EPROMを使って、自分だけのカセットを作られる方も居ると思います。
ブログでの質問コメントやメール等も多いので、今まで私が作成してきた中での注意点などを、作成経験のある方向けに簡単にまとめてみようと思います。(詳細は過去記事を参考にしてください)

■必要な工具や部品
top2049.jpg ROMライタ (使用するEPROMが書き込める物、市販品や自作もある)

eraser.jpg EPROMイレイサー (EPROM内のデータを消す機械。これも市販品や自作があります) 

fc-mmc3.jpg ファミコンカセット (作成したいマッパのカセット)

eprom-0a.jpg EPROM (作成したいROMイメージに対応した容量のEPROM)

EPROMの新品の入手は困難ですし高額です。中古のアーケード基板やヤフオク等で出品されている中古品のEPROMを入手しましょう。どうせ1度しか書き込まないので中古でOKです

■EPROMへROMイメージを書き込む時には、EPROMのすべての領域に書き込むようにしましょう。
512KbitのEPROMを使用する場合にイメージデータが64Kbitであれば、コピペして 64Kbit x 8 = 512Kbit のデータを作成して書き込む。(anagoでいうと FULL 書き込み)誤動作を防ぐためです。

■VppとPGMはVccへ、使用しない信号(端子)はGNDへつなぐ。
上記のFULL書き込みを行った上で…
カセット(マッパ)によっては扱える容量の上限があります。イメージデータと同じ容量のEPROMを入手するのは困難だと思いますので、実際使用しない端子はGNDへつないでください。
例:512KbitのEPROMを使用する場合に元のイメージデータが64Kbitであれば、A13,A14,A15はGNDへつなぐ。
※Vccでも構わないかもしれませんが、Vccへつなぐと誤動作して動かなかった経験があります。
EPROMの構造とかデバイスに関しての詳細は、様々なサイトや書籍で説明されてるのでそちらを参考にw

MASKROM-PIN.png 
EPROM等のピンアサイン一覧

■512Kbit(64Kbyte)以下の容量の場合はEPROMとMASKROMのピンアサインは同じ
512Kbit以下であれば、何も気にせずにそのまま取り付けて問題ありません。
ですが…上記にも書いたように基板が対応した容量と同じ容量のEPROMを付けた場合です。
それ以上のEPROMを使用した場合は、多少の加工が必要となります
1Mbit以上になるとピンアサインが異なってくるので、EPROMの加工やパターンカットが必ず必要です。

注意するところはこんなところでしょう…

基本的にROMライタでデータを書き込むので、EPROMはMASKROMと同じです。
EPROMを取り付けて、実機で動かないという事は経験上ほとんどありませんでした。

原因は、配線ミスかEPROMの不良や書き込みミス、基板上のダイオードを外さないと駄目とか。
又はカセット化を行うゲームが実機動作検証できていないなどです。
※エミュレータで動いたから、実機で動くとは限りません
いきなり作成するのではなく、kazzoを使用しフラッシュカートリッジで実機動作するか確認して作成した方が確実です。
または、ICソケットを基板に取り付けて、各マッパのテスト基板を作成するのもいいでしょう。

オリジナルカセット作成【その2】へ続く…

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