2014 051234567891011121314151617181920212223242526272829302014 07












レーザーアクティブ 【CLD-A100】 修理 

前回はレーザーアクティブのRGB化を紹介しました → レーザーアクティブ(CLD-A100)RGB化

今回はその時に修理した内容とかを紹介します、修理時の参考になれば。
サービスマニュアルはここ →
CLD-A100サービスマニュアル
レーザーアクティブ関連の修理等海外サイト → Pioneer Laseractive Repair Info

まずは「トレイが出てこない」です

よくある症状でほとんどの場合、トレイベルトが駄目になってます。
belt_05.jpg    belt_03.jpg 
代替品で交換します。ピックアップの可動にもベルトが使われていますので同時に交換しておきましょう。
千石電商で販売している角ベルトが代用できると思いますが、実際のサイズがわからないので参考程度で。
ピックアップベルト Φ35x0.95T 、トレイベルト Φ30x1.6T

ギアの部分も汚れていると思いますので、無水エタノール等でクリーニングしてグリスアップしておきましょう。
grease.jpg 
エーゼットの「ホワイトグリース」を愛用してます

ベルトは「バンコード」と呼ばれる物で作成。接合部を熱融着して使用します。
接合にはコツが必要なので(ズレたりする)治具とか使うといいのですが、これがまた高い…
jigu_01.jpg    jigu_02.jpg    jigu_04.jpg    jigu_03.jpg  
なので私は自作しました。基本は廃材になったアルミサッシを加工して作った治具です
ハンダこてはバンコードを熱するために先を加工した専用工具

belt_02.jpg トレイベルト(バンコード 太さ2mm)

belt_01.jpg ピックアップベルト(バンコード 太さ1.5mm)
※サイズがキツすぎると読み込みに時間がかかったりします

私の場合はどれもベルトが完全に伸びてしまっていて、本当のサイズが分からなかったので、動作する範囲でサイズを決めベルトを作成しています。※サイズは参考程度でお願いします
ベルトを交換後、動作確認をして終了です。



次は「LD(CD)をいれても再生しない」です

この場合はカバーを開けて電源を入れ動作を見て欲しいのですが、LD(CD)をいれてもディスクが回転しない、ピックアップが全く動かない場合です(通常であればトレイが入った後、ピックアップが上に上がり動作します)
cdla100_0a.jpg
電源基板上に過電流保護素子という、ヒューズのような部品がいくつか付いています
※製造ロットによって使われている部品が違う場合もあります、実際の同じ部品を交換してください

ICP-N20 - IC101 , IC102
ICP-N25 - IC201
ICP-N50 - IC202 , IC301
計5個です

icp-n50.jpg 
これらの部品の導通をチェックして、導通がなければ切れていますので交換してみてください。
交換してもまた切れてしまう場合は、電源基板の他の問題が考えられます。
ICP-N50であればRSやマルツなどで入手可能です →RS: ICP-N50  マルツ: ICP-N50
それ以外はネットショップや実店舗で購入可能だと思います。
追記:leocomでも購入できそうです ICP-N50 , ICP-N20

交換後、ピックアップが動くようになってもLDやCDが読み込めない場合はピックアップ不良が考えられます。
ピックアップが完全に死んでる場合は、VWY1030 の代わりに VWT1103 で代替交換可能だということですが試してはいないので、残念ながら動作するのかは不明です…

ACR WEB ブログランキング参加してます

ファミコンカセット SRAMをFRAM 【FM1608】 に交換 

ファミコンカセットはバッテリーバックアップでデータを保存できるのですが、それらのカセットにはSRAMが使われているため、データ保持のために電池が内蔵されています。
この電池が切れてしまうとデータが保持できず消えてしまうのですが、現在でもデータが消えずに残っているのも数多くあります。で、電池を新品に交換したり電池ソケットを付けて交換しやすくしたりとやっていたわけですが…

MMC1_FRAM01.jpg   MMC1_FRAM02.jpg
FRAMというSRAMと同様に使用できて、データ保持に必要な電源が不要というメモリがあることを知りファミコンカセットに代替えで使用できないかなと考えていました。(写真はFF2:MMC1のCHR-RAMカセットに取り付け)
ネットで検索していると、ファミコンに取り付けた例はなく、ポン付けは難しいとか、FRAMの/CSを弄らないといけないとか、色々書かれていたのでとりあえず実験してみるかと思い、某氏に相談したところ色々と教えて頂きなんとかうまく動作させることが出来ました。

SRAMとFRAMでは動作?が若干違う様で、FRAMの /CE へSRAMの /CE をそのまま入力してもうまく動作しませんでした。そこでFRAMがうまく動作するように 74HC02 を使用して FRAMへ入力する /CE を弄ります。
※この辺はかなり自信が無いので間違いがあればご指摘ください。訂正させていただきます。
FRAM_FM1608.png 

■使用する部品
FRAM FM1608(64kbit) x 1個
74HC02 x 1個

FM1608のDIPは国内では入手は難しいかもしれません、私はebayで購入(256kbitであればFM1808)
SOPタイプもあります

BB_SRAM.jpg    FRAM_FM1608.jpg    74HC02_02.jpg     

※改造前に大事なデータがある場合は、パソファミやkazzo等でSRAM内のデータをバックアップします
バックアップ用のボタン電池(CR2032) と SRAMを取り外します
FM1608の20ピン(/CE)だけ足上げ、FM1608(FRAM)の20ピン以外はそのまま基板へはんだ付けします
あとは上記の配線図通り配線すればOK
74HC02を写真のように足を曲げて加工(74HC02の配線もここで終わらせておく)
基板側の26ピンはFRAMでは使用されていないのでそのままはんだ付けでOK
基板側の20ピンを 74HC02 の 3ピン、基板側の26ピンを 74HC02 の 2ピンへ接続
74HC02 の 7ピン(GND) は 基板側の14ピン(GND)、74HC02 の 14ピン(Vcc) は基板側の28ピン(Vcc)
74HC02 の 13ピン を FM1608(FRAM)の20ピン(/CE)へ接続

MMC3_FRAM01.jpg
※写真はMMC3フラッシュカートリッジに取り付け
以上で完成。動作確認をしてゲームが正常に起動し、データが保持されていればOKです。
KazzoでもSRAMと同様に、バックアップデータの読み書きが出来ますのでチェックしてみてください。

通常のBBカセットをFRAMに交換するのは、コストも手間もかかるのであまりオススメしませんが、フラッシュカートリッジは全部FRAMに交換してしまってもいいかもしれません。
これで電池が不要になりましたが、データが消えることも考えられるので大事なデータは必ずバックアップをとっておきましょう!!

ロジアナとかを持っていないので、本当に正しく動作しているのか?たまたまうまく動作しているのかも?というところは残念ながらちゃんと確認ができてません…申し訳ない…
もしどなたかロジアナをお持ちの方がいれば、その辺の動作確認もして頂けたらと思いますヾ(^-^;)

ACR WEB ブログランキング参加してます